骨格診断 テキストブック

骨格診断とは

骨格診断とは、生まれ持った体の特徴を捉えて、よりスタイルアップする服の“形”、“素材”が分かる理論・分析手法となります。骨格診断をすることにより、ご自身のボディスタイルの特徴、似合う素材感や質感、そしてスタイルアップするための着こなしポイント等が分かります。

骨格診断4つの軸

骨格診断には4つの軸があります。骨格タイプを知った上でお洒落に着こなす為には、この4つの軸を把握することはとても重要な事となります

骨格診断4つの軸分かる事
肌の質感服の素材・柔らかさ
骨格感服の重さ・フィット感
重心服の丈・ウエスト位置
立体感(厚み)服の形・立体感

次の章では、代表的な3つの骨格タイプについて詳しく見ていきます。

※記載されている骨格タイプの特徴は、代表的な特徴であり、必ずしも全ての項目が当てはまる訳ではありません。

各骨格タイプの特徴

ウェーブタイプ

骨格ウェーブ基本の軸

骨格診断4つの軸分かる事
肌の質感厚みがすくなく、やわらかい質感薄手で柔らかい生地が合う
骨格感骨が細く、骨格感は弱め軽めの服
上半身はフィット、
下半身はフィットorフレアが合う
重心下重心コーディネートの重心を
上に寄せるとバランスが良い
立体感平面的デコルテにボリュームを足すと
体の薄さがカバーされやすい

ストレートタイプ

骨格ストレート基本の軸

骨格診断4つの軸分かる事
肌の質感ハリや弾力のある質感張り感のある
上質な生地が合う
骨格感骨の太さが普通で
骨格感は中程度
軽すぎず・重すぎない服
丁度良いサイズ・フィット感
重心真ん中重心コーディネートの重心を上や下に
偏らせない方がバランスが良い
立体感立体的ボリュームの少ないシンプルな
デザインが得意

ナチュラルタイプ

骨格ナチュラル基本の軸

骨格診断4つの軸分かる事
肌の質感柔らかさや弾力はあまり感じず
手足に骨や筋を感じる
表面がラフなもの
天然素材の生地が合う
骨格感骨が太めで、骨格感が強めややしっかりした素材の服でも
負けない
ゆったりとしたシルエットが合う
重心上重心コーディネートの重心を
下に寄せるとバランスが良い
立体感個人差ありボリュームの得意
不得意は個人差がある

前章で述べた代表的な3つの骨格タイプだけでなく、部分的にタイプが異なる方も沢山いらっしゃいます。より具体的に分析されたい方は実際に、骨格診断を受けることをお勧めいたします。

服の素材・やわらかさ

ウェーブ:やわらかな肌質に合う素材

持前の華やかな女性らしさを引き立てる、薄手でやわらかい生地がベスト

やわらかな肌質に馴染むのは、薄手で、柔らかい優しい素材です。
ふんわりした毛の素材や、体にフィットするストレッチ素材も似合います。
ハードな革や地厚なコットンなどの素材はあまり得意ではありません。
デニム生地などもストレッチ性の効いているものや、柔らかい生地がおすすめです。

モヘア
モヘア

アンゴラ

シフォン

ツイード

スェード

エナメル

その他の似合う素材:

  • ナイロン
  • ベロア
  • ストレッチ素材

…etc

ストレート:張りや弾力のある肌質に合う素材

適度に張りのある素材や質感のもの、高品質なもの。表面がフラットで畝(うね)の無いもの

肌質に張りや弾力ある肌質には、程よい厚みと、しなやかな張り感のある上質な素材が合います。ラフでカジュアルに見えがちなデニムを選ぶなら、ノンウォッシュでダメージ加工の無いものがお勧めです。


カシミヤ

シルク

コーデュロイ

ハイゲージ

レザー(表革)

コットン

その他の似合う素材:

  • サテン
  • ウール
  • デニム(表面が粗くない)

…etc

ナチュラル:マットな肌質に合う素材

凹凸や厚みのある素材、ラフな素材、天然素材が似合う

リネンやコットンのような天然素材、シワ加工や、ダメージ加工などの風合いのあるカジュアルでラフな質感の素材が似合います。コーデュロイやニットも、よりざっくりした粗い表面のものが合います。


リネン

コーデュロイ

ローゲージ

パイル

デニム

バックスキン

その他の似合う素材:

  • コットン
  • ウール
  • ブリティッシュツイード

…etc

服の重さ・フィット感

ウェーブ:骨格感が弱めのタイプに合う重さ・フィット感

骨格感が弱めの人は、軽めの素材で、上半身は体にフィットするシルエットが似合います。

上半身をゆったりさせて着たい場合は、素材を軽くすることで似合わせることもできます。

なお、このタイプはウエストマークの効いた、Xラインシルエットを意識すると、ウエストまわりが締まった女性らしいシルエットに見えます。

ストレート:骨格感が中程度のタイプ合う重さ・フィット感

骨格感が中程度の人は軽すぎる服や重すぎる服だと、安っぽく見えたり、重たく見える場合があります。そのため、軽すぎず、重すぎない服を選ぶのがおすすめです。

また、体にフィットしすぎる服は服が縮んで見えたり、逆に、オーバーサイズなどゆとりがあり過ぎる服だと、ブカブカに見えてしまいます。
最もお勧めのフィット感は、ジャストサイズもしくは、少しゆとりのあるサイズ感です(襟や袖に多少ゆとりを持たせる)。

トップスをボトムスにインする際に、お腹周りが気になる方はブラウジング(服を少し引き出して、ウエスト周りを膨らませる)すると良いでしょう。
また、このタイプは縦長のIラインを意識して作ると、スタイルが良く見えます。

ナチュラル:骨格感が強めのタイプに合う重さ・フィット感

骨格感が強めの人は、ややしっかりした素材の服が得意です。また、体にフィットした服やジャストサイズでシンプルな服だと、体の骨やフレーム感、関節が目立ちやすいです。その場合は、ゆったりとしたシルエットや、ルーズなオーバーサイズ感の服を着ると、ラフで垢抜けて見えます。

きれいめな服を着たい場合でも、コーディネートのどこかにゆったり感やボリューム感をプラスすると良いでしょう。

服の丈・ウエスト位置

ウェーブ:下重心のタイプに似合う重心バランス

重心を上に上げる

ウェーブタイプはもともと下重心なので、重心を更に下げてしまうと、間延びしてスタイルダウンします。
ネックレスを首元まで上げ、ベルトをハイウエスト位置にして、重心位置を上にあげます。

ストレート:真ん中重心のタイプに似合う重心バランス

重心を真ん中に寄せる

ストレートタイプは重心を上に上げてしまうと、上半身が詰まって見えてしまいます。下過ぎても間延びして見えます。ネックレスを胸の位置、ベルトをジャストウエスト位置にして、重心位置を真ん中に寄せます。

ナチュラル:上重心のタイプに似合う重心バランス

重心を下に下げる

ナチュラルタイプは上重心のナチュラルタイプは重心を下持っていくのがお勧めです。ネックレスをおへその位置、ベルトをローウエスト位置にして、重心位置を下に下げます。

服の形・立体感

ウェーブ:平面的な体つきの人に合う服の形・装飾の立体感

平面的な体つきの人は、デコルテ周りが薄く貧相に見えやすいため、襟は大きく開けずに、適度に開けるか、開けすぎないものを選ぶと良いでしょう。

また、デコルテ周りの装飾のボリュームは多めから少なめまで幅広く似合いやすいです。

ストレート:立体的な体つきの人に合う服の形・装飾の立体感

立体的な体つきの人は、デコルテ周りが詰まって見えやすいため、襟は大きく開けるか、適度に開けると良いでしょう。

また、デコルテ周りの装飾のボリュームは中程度から少なめがおすすめです。

ナチュラル:平面的・または立体的な体つきの人に合う服の形・装飾の立体感

ナチュラルは個人差があるため、平面的か立体的かによって判断するようにしましょう。
なお、襟の空き具合は適度に開けるか、開け過ぎないくらいが似合う人が多く、装飾のボリュームは中程度かボリューム少なめが似合う人が多い傾向にあります。

ここでは、骨格診断の一般論についてご説明いたしました。さらに詳しく、ご自分の体型に合った服きこなしについて知るためには、実際に骨格診断を受けてみることをお勧め致します。